そして現在、2026年に新規株式公開(IPO)を検討していると報じられています。中には6月にも動きがある可能性を指摘するメディアもあります。
IPO時の時価総額は1.7兆ドル規模を目指すと報道されています。現在のテスラの時価総額は1.26兆ドル。
つまり現在のテスラの1.3倍にもなる規模です。米国株式市場を牽引してきた「マグニフィセント・セブン」の構図さえ揺るがしかねないと指摘する声もあります。
ここで投資家にとって重要なのは、スペースXが上場する前に、宇宙についてどれだけ理解し備えられるかです。
宇宙産業は今、「成長牽引産業」と呼ばれています。
世界経済フォーラムによると、2023年時点の宇宙ビジネスの市場規模は半導体の市場規模に匹敵する6300億ドル程度に達し、35年には1.8兆ドルになると予想されています。
これは年率9%程度の成長であり、世界の国内総生産(GDP)成長率の約2倍のスピードで成長する見込みです。
SMBCグループは、宇宙産業を「次の有望マーケット」と位置づけ、スタートアップ向け融資900億円のうち3〜4割を宇宙関連企業に投資。
さらに世界中で100社近い宇宙ベンチャーが次々と誕生しています。
そして、スペースXが上場すれば、
・宇宙関連銘柄への資金流入
・メディア露出の急増
・投資の加速
が起こる可能性があり、さらに盛り上がりを見せるでしょう。実際、昨年マスクがスペースXのIPOに関する報道について「正確だ」と言及した際には、複数の宇宙関連企業の株価が急騰しました。
スペースXが話題になってから飛びつくのか。それとも構造を理解し、冷静に備えるのか。今がその分岐点かもしれません。
もしあなたが、今宇宙について理解し、備えたいと考えているのなら、読んでいただきたいのが「宇宙産業の熱波」です。